アメリカの悪夢(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅤ-1)

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内容紹介

◤推薦◢ 内田樹氏
葛藤する市民の証言を通じて
アメリカの悪夢と希望のありかを知ることができる。

★トランプ勝利後の分断に苦悩する人々の肉声から、悪夢のようにこんがらがったアメリカ社会の実像を描き出す。
★ベストセラー『帰還兵はなぜ自殺するのか』のジャーナリストが大統領選挙を目前に控えて放つ待望の最新作!


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《アメリカを代表するピュリツァー賞ジャーナリストが二度の大統領選挙に挟まれた四年余りを丹念に取材し放つ最新作》

不誠実なトランプ大統領に違和感を抱いている元軍人の主人公カミングズと、熱烈なトランプ支持者が隣りあって暮らすジョージア州の町を舞台に、人種差別、BLM運動、イスラエル・パレスチナ問題を交えつつ、国家規模の分断にあえぐ市民たちの姿をありありと描く。

世界の政治、経済、戦争に絶大な影響を及ぼす超大国のいまを理解するための必読書。

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【目次】
まえがき
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
第十章
謝辞
訳者あとがき

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(四六判上製/328頁)

 

著者紹介

デイヴィッド・フィンケル(David Finkel)
ジャーナリスト。「ワシントン・ポスト」紙で23年にわたり記者として働き、2006年ピュリッツァー賞受賞。その後イラク戦争に従軍する兵士たちを取材するために新聞社を辞めバグダッドに赴く。著書に、『兵士は戦場で何をみたのか』『帰還兵はなぜ自殺するのか』(ともに古屋美登里訳、亜紀書房)。

古屋 美登里(ふるや・みどり)
翻訳家。著書に『雑な読書』、『楽な読書』(ともにシンコーミュージック)。訳書にエドワード・ケアリー『B:鉛筆と私の500日』、『吞み込まれた男』、アイアマンガー三部作(『堆塵館』『穢れの町』『肺都』以上東京創元社)、アフガニスタンの女性作家たち『わたしのペンは鳥の翼』(小学館)、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』カレン・チャン『わたしの香港』(ともに亜紀書房)、ジョディ・カンター他『その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い』(新潮文庫)など多数。

 

発売日

2024年7月20日