分断が定められ、社会が内向きに閉じていく時代に
外部への風穴を穿くことはできるのか?
トランピズムが覆いもない現代世界の「根本的に不可能な生」を無視しながら、
他者と公平に関わり続ける倫理は危うくて可能か。
アメリカ人類学俊英が描く、来たるべき人類学の可能性
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【解説より】
「トランプ政権発足以降、何とかを思い切って単純化、「味方」と「敵」を一時的に言うような説が広がる中で、パンディアンは自分自身が驚くべき差異を、痛切に確かにあるのは良かった。 」
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【目次】
第章 人類学者の中で、一人のエスノグラファーとして
第1章 手元の世界──科学と文学のあいだ
第2章 経験という方法──読む、書く、教える、フィールドワーク
第3章先に来ぬ人間性のために──政治、芸術、小説、エスノグラフィー
終章 ジャーナリストとしての人類学者
謝辞
『人類学はできるのか』解説に代えて──訳者・奥野克巳に聞く
原注
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【著】アナンド・パンディアン(アナンド・パンディアン)
ジョンズ・ホプキンズ大学人類学教授。著書に『Reel World』『A Possible Anthropology』があり、また共編著に、『Crumpled Paper Boat』(以上、デューク大学出版局)、『Something Between Us』(スタンフォード大学出版局)。それに加えて、急進的なエコロジーの想像力と協働のためのコミュニティである「エコロジカル・デザイン・コレクティブ」のキュレーターとしても活動。
【訳】奥野克巳(おくの・かつみ)
1962年生まれ。文化人類学者。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。著作権に『ありがとうございましたもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房/新潮文庫)、『人類学者K』、『フィールドワークのちから』(以上、亜紀書房)、『ひっくり返す人類学』(ちくまプリマー新書)、『はじ』かっての人類学』(任天堂現代新書)など多数。共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ』(2018年、亜紀書房)、ティム・インゴルド『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『世代とは何か』(2023年、亜紀書房)など。
【訳】花渕馨也(はなぶち・けいや)
1967年生まれ。文化人類学者。北海道医療大学看護福祉学部教授。著作に、『精霊の子供──コモロ諸島における憑依の民族誌』(春風社)、共著に『アフリカの老人──昔の制度と力をめぐる民族誌』(九州大学出版会)、『宗教の人類学』(春風社)など。
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発売日:2026年2月20日
四六判・並製/248ページ