「本当にやりたいこと」のかなえ方 先人に学ぶ58の人生哲学

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内容紹介

目標、大きな仕事、人生の目標……。
夢を実現するための「よい方法」を、人生の先輩たちの言葉にまなぶ。

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▶仕事は実力が備わる前に来る──タモリ
▶才能が乏しくても、あきらめるな──本居宣長
▶自己本位でなければ創造はできない──夏目漱石
▶チャンスをものにする方法──野村克也
▶創造的思考は孤独のなかで生まれる──草間彌生
▶ほめられたことは覚えておく──林真理子
▶先生を選べ──本居宣長と岩城宏之
▶苦しいときほど笑え──米長邦雄と池谷裕二

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親の反対で哲学の道を一旦は諦めた。
しかし、恋人の勧めで、大学卒業後、改めて哲学科に入り直し、アルバイトで生計を立てながら研究の道を志すも、なかなか就職が決まらない。
それでも負けずに、三八歳で念願の大学教員になった。

そんな著者が、自らを支えてくれた言葉の数々を紹介します。

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【目次】
■はじめに

第1章 人生を選択する
▶ほんとうに好きなのはどちら?──手塚治虫(漫画家)
▶初志貫徹に遅すぎることはない──若竹千佐子(小説家)……など

第2章 才能というもの
▶やってみなければ分からない──夏目漱石(小説家)
▶誰もが最初は凡人だ──道元(禅僧)……など

第3章 才能より性格
▶知的好奇心を持て──藤原正彦(数学者)と山中伸弥(医学者)
▶野心的であれ──夏目漱石(小説家)と藤原正彦(数学者)……など

第4章 自分と社会
▶自分自身を突きとばせ──岡本太郎(芸術家)
▶自分のためにプレーする──イチロー(野球選手)と王貞治(野球監督)……など

第5章 努力は報われるのか
▶正しい場所で努力する──林修(予備校講師)
▶正しい方向で努力する──幸田露伴(小説家)とイチロー(野球選手)と林修(予備校講師)
▶十分な量の努力をする──林修(予備校講師)……など

第6章 運と不運
▶運のせいなのか──兼好(随筆家)と野村克也(野球選手・野球監督)
▶どうしようもない不運への対処──キューブラー・ロス(精神科医)……など

第7章 自信の保ち方
▶自分から出たものは小さくても力がある──鈴木大拙(仏教哲学者)
▶創造的思考は孤独のなかで生まれる──草間彌生(芸術家)……など

第8章 収入について
▶必要な衣食は生まれつき備わっている──道元(禅僧)
▶学問は米をつきながらでもできる──福沢諭吉(思想家)……など

第9章 先生との関係
▶先生は必要である──世阿弥(能役者)と兼好(随筆家)
▶先生の教えに執着するな──本居宣長(国学者)と松尾芭蕉(俳人)と空海(僧侶)……など

第10章 やる気の出し方
▶同業者に会う──粕谷英一(生物学者)
▶自分の寿命に限りがあることを考える──道元(禅僧)と兼好(随筆家)……など

第11章 心の健康の維持
▶朝散歩で日光を浴びてセロトニンを分泌させる──樺沢紫苑(精神科医)
▶寝る前に3行ポジティヴ日記で心をリセットする──樺沢紫苑(精神科医)……など

第12章 コネについて
▶市民向け講義を聴きに行く──ファラデー(科学者)
▶作品を同封する──草間彌生(芸術家)
▶ダメなケース──林真理子(小説家)が会った青年……など

第13章 嫉妬心について
▶可能性があるから嫉妬する──谷川浩司(将棋棋士)と河合隼雄(心理学者)と三木清(哲学者)……など

第14章 批判について
〔1〕他人からの批判を気にするな──イチロー(野球選手)と道元(禅僧)とラッセル(哲学者)と夏目漱石(小説家)……など

 

(四六判並製/256頁)

 

著者紹介

伊佐敷 隆弘(いさしき・たかひろ)
1956年鹿児島県生まれ。ラ・サール中学・高等学校卒業後、東京大学法学部を経て、東京大学文学部哲学科を卒業。東京大学大学院にて博士号を取得(ヴィトゲンシュタイン研究)。23歳から38歳まで東進スクールの時間講師(算数・数学担当)として生計を立てる。その後、宮崎大学教育学部、日本大学経済学部を経て、現在、日本大学経済学部特任教授(哲学担当)。趣味は朝散歩と筋トレ・ストレッチ。
主な著書は、『死んだらどうなるのか?──死生観をめぐる6つの哲学』(亜紀書房、2019年)、『時間様相の形而上学──現在・過去・未来とは何か』(勁草書房、2010年)。

 

発売日

2022年7月15日