わたしはドレミ

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内容紹介


『五十八歳、山の家で猫と暮らす』で随所に登場した、かわいいけど、気まぐれなキジ白仔猫の〈ドレミ〉。

ドレミの目を通した、人間との生活、自然とのかかわり、二人暮らしの毎日を丁寧に描くイラストエッセイ。



わたしの名前はドレミ。この夏で五つになるキジ白猫です。
三週間前からエリーと一緒に住んでます。
それまでは、東京のリリーさんのところで可愛がってもらってました。
リリーさんのおうちには仲間がたくさんいて、いつも一緒に遊んでもらってた。
そして夏の終わりのある日、わたしはエリーのところへやってきたっていうわけ。
一人暮らしのエリーのところに来たので、今は母一人子一人って感じ。
――本文より


賢いけど怖がりで、自分勝手だけど寂しがり屋で……。
猫の目から、世界はどんなふうに見えるんだろ?
猫の気持ちは、猫にしかわからない?

 

(小B6判上製/144頁)

 

著者紹介

平野 恵理子(ひらの・えりこ)
1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、暮らしについてのイラストとエッセイの作品が多数ある。
著書に『五十八歳、山の家で猫と暮らす』(亜紀書房)、『こんな、季節の味ばなし』(天夢)、『きょうはなんの記念日? 366日じてん』(偕成社)、『あのころ、うちのテレビは白黒だった』(海竜社)、『庭のない園芸家』(晶文社)、『平野恵理子の身辺雑貨』(中央公論新社)、『私の東京散歩術』『散歩の気分で山歩き』(山と溪谷社)、『きもの、着ようよ!』(ちくま文庫) など、絵本・児童書に『ごはん』『たたんでむすんでぬのあそび』(福音館書店)、『和菓子の絵本』(あすなろ書房)など、共著に『料理図鑑』『生活図鑑』(おちとよこ、福音館書店)、『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』(澤宮優、角川ソフィア文庫)など多数がある。

 

発売日

2021年5月19日