内容紹介
〈日本列島に暮らすかぎり、いつどこで地震に遭うかわからない〉
この数十年の間にも阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震……大きな地震にたびたび見舞われている。
いつどこで地震が起きても困らないために、私たちはどんな備えをしたらいいのか?
地震調査委員会の委員長であり、地震学の研究者である平田直氏に、地震と防災の基本について聞く。
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Q.「30年以内に70%の確率で大地震が起きる」とは、明日にでも地震が来るということ?
Q.能登半島や関西圏は地震が少ないことになっていたのでは?
Q.地震が起きたら避難場所に行くのは間違い? 自宅にいるべき?
〈正しく怖がるために、まずは地震を知ろう!〉
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【目次】
1.地震を知って、震災に備える(聞き手・亜紀書房編集部)
◉日本ではなぜ地震が頻繁に起こるのか
◉日本列島と地震の関係
◉能登半島の地震とはどんな地震なのか
◉なぜ、被害が大きかったのか
◉地震の確率について考えるつねに準備をしておく
2.首都直下地震に備え、関東大震災に学ぶ(聞き手・森まゆみ)
◉地震予知はできるか
◉地震は続けて起こりやすい
◉国の防災体制
◉関東大震災といま
◉古き良き町とだけはいっていられない
◉東京都の防災計画
◉オフィスにとどまれ、無駄に動くな
◉避難所に行くのは家が壊れて住めない人だけ
◉避難場所と避難所は違う
◉いまそれぞれがすべきことは
おわりに
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(四六判並製/112頁)