捕食者 全米を震撼させた、待ち伏せする連続殺人鬼(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅣ-2)

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内容紹介


——はじまりは、極寒のアラスカの地。

コーヒースタンドでアルバイトをしていた高校生サマンサ・コーニグが姿を消したのは二〇一二年二月二日のことだった。警察は最初、彼女が家出したものと考えた。だが、防犯ビデオの映像には、背の高い男が彼女を店内から誘拐する姿がはっきりと映っていた……。


——彼は獲物をおびき寄せ、むさぼり喰う。

全米各地に隠された謎の“殺人キット”、犯された数々の誘拐・強盗・暴行殺人、そして独房に残された12個の頭蓋骨の絵。2012年に逮捕され、唐突に獄中死した今世紀最大のシリアルキラーの実態を明らかにする、戦慄のノンフィクション!


「ページをめくる手が止まらない、圧倒的ミステリー」(「ニューヨーク・ポスト」紙)
「FBIを困惑させた、現代の怪物」(「ワシントン・タイムズ」紙)

 

(四六判並製/432頁)

 

 

著者紹介

モーリーン・キャラハン(Maureen Callahan)
ジャーナリスト・ライター・コラムニスト。「ヴァニティ・フェア」「ニューヨーク・ポスト」などに寄稿。著作に90年代ファッション論Champagne Supernovas、レディ・ガガ論Poker Faceなどがあり、ポップカルチャーから政治問題まで、様々なジャンルに亘る執筆活動を行っている。

村井 理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。1970年静岡県生まれ。主な著書に『犬ニモマケズ』『犬がいるから』『兄の終い』『全員悪人』など。訳書に『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(共にトーマス・トウェイツ著)、『黄金州の殺人鬼』(ミシェル・マクナマラ著)ほか多数。

 

発売日

2021年6月23日