「つながり格差」が学力格差を生む

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内容紹介

子どもの学力は人間関係の「つながり」で決まる

離婚率の低さ――家庭・家族と子どもとのつながり
持ち家率の高さ――地域・近隣社会との子どもとのつながり
不登校率の低さ――学校・教師と子どもとのつながり

貧富の格差が、学力格差を生むのではない。家庭、地域、学校での、子どもたちと周囲との「つながり」格差が学力に強く影響する。人間関係のありようが相対的にゆるやかな「いなか」では子どもたちの学力形成にポジティブに作用する。「つながり」という画期的な視点から、これからの日本の教育の進路に欠かせない論点を提示する。


目次

序章「つながり格差」の発見
1章 学力格差とはなにか
2章 なぜ学力格差が生じるのか
3章「つながり格差」の主張――社会関係資本と学力
4章 学校の力を探る――「効果のある学校」論
5章 学力格差克服のための政策的努力

(四六判並製/242頁)

 

著者紹介

志水 宏吉(しみず・こうきち)
1959年兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。東京大学教育学部助教授を経て、現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専攻は、学校臨床学、教育社会学。著書に『学校文化の比較社会学』(東京大学出版)『検証――大阪の教育改革』(岩波ブックレット)『学力を育てる』(岩波新書)『公立学校の底力』(ちくま新書)など多数。