黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅡ-9 )

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内容紹介

白人の人妻と関係を持った黒人――それだけで犯してもいない殺人の罪で死刑を宣告されたウォルター・マクミリアン。
彼の冤罪を証明するべく人権弁護士ブライアンは奔走する。
仕組まれた証言、公判前の死刑囚監房への収監、大半が白人の陪審員、証人や弁護士たちへの脅迫……。
数々の差別と不正を乗り越え、マクミリアンとブライアンは無罪を勝ち取ることができるのか。
黒人が不当に差別されてきた米国司法の驚愕の事実を踏まえつつ展開される衝撃のドラマ。

 

豪華キャストで贈る奇跡の実話!!
2020年2月28日より全国ロードショー

 

(四六判上製/440頁)

 

著者紹介

著者
ブライアン・スティーヴンソン( Bryan Stevenson)
アラバマ州モンゴメリーを拠点とするイコール・ジャスティス・イニシアチヴ(司法の公正構想)の事務局長。ニューヨーク大学ロースクールで法学教授として教鞭を執る。何十人という死刑囚の救済措置を勝ち取り、連邦最高裁判所では5度にわたって弁論をおこなった。

訳者
宮﨑真紀
スペイン語圏文学・英米文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン学科卒業。
おもな訳書に、『偽りの書簡』(東京創元社)、『よき自殺』(集英社)、『ライス回顧録 ホワイトハウス激動の2920日』(共訳、集英社)ほか多数。

 

発売日

2016年9月20日