内容紹介
吉村萬壱版『生きていくうえで、かけがえのないこと』
同タイトルで同時発売!
ふれる、聞く、愛する、憎む……
悲しみの先に広がる
25の風景
NHK「100分de名著」(9月)著者出演!
『悲しみの秘儀』に続き魂の思想家が贈るエッセイ集!
生きていればときに闇の中を歩かなくてはならないことがある。そうしたとき、私たちは、内なる言葉を、ともしびにしながら歩くことができる。言葉など、と思ってはもったいない。たった一つの言葉にも闇にある人を光へと導く力が宿っている。
(「祈る」より)
25の「生きていくうえで、かけがえのないこと」
眠る 食べる 出す 休む 書く
ふれる 悲しむ 喜ぶ 嘆く 老いる
読む 見る 聞く ときめく 忘れる
働く 癒す 愛する 耐える 念ずる
待つ 憎む 見つめる 壊す 祈る
(四六判上製/144頁)
著者紹介
若松英輔(わかまつ・えいすけ)