生きていくうえで、かけがえのないこと(若松版)

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内容紹介

吉村萬壱版『生きていくうえで、かけがえのないこと』
同タイトルで同時発売!


ふれる、聞く、愛する、憎む……

悲しみの先に広がる
25の風景

NHK「100分de名著」(9月)著者出演!
『悲しみの秘儀』に続き魂の思想家が贈るエッセイ集!

生きていればときに闇の中を歩かなくてはならないことがある。そうしたとき、私たちは、内なる言葉を、ともしびにしながら歩くことができる。言葉など、と思ってはもったいない。たった一つの言葉にも闇にある人を光へと導く力が宿っている。
(「祈る」より)

25の「生きていくうえで、かけがえのないこと」
眠る 食べる 出す 休む 書く 
ふれる 悲しむ 喜ぶ 嘆く 老いる 
読む 見る 聞く ときめく 忘れる 
働く 癒す 愛する 耐える 念ずる 
待つ 憎む 見つめる 壊す 祈る

(四六判上製/144頁)
 
    

著者紹介

若松英輔(わかまつ・えいすけ)

批評家・随筆家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞を受賞。著書に『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』(河出書房新社)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)など多数。

 

発売日

2016年8月25日