種まく人

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内容紹介

言葉にならない思いを抱えて生きる人へ贈る最新エッセイ集。

通勤途上の橋の上に住む初老の男性がある日亡くなった。
そこにはだれともなく、大きな花が飾られ、続いてさまざまな捧げものが次々捧げられていった……。

——日常のなかで出会う「言葉なき人々」に思いを寄せる、25のエッセイと詩。



穏やかに語られた切実な声に、はっとさせられます。若松さんの言葉は静かな警鐘の響きを感じます。暗い場所にいる時は、光となって、私の心を照らしてくれる言葉です。
——スーパーブックスあおい書店春日店 森カンナさん


日々膨大な情報にふれる私たちに必要なのは、誰かが発した言葉の前でほんの少し立ち止まり、その向こう側に見える景色に思いを馳せることかもしれない。

——ブックスキューブリック箱崎店・見月香織さん


とびきりの言葉を獲得するには、「本」という厚さが必要だと教わりました。
——本の店英進堂・諸橋武司さん



【書評・メディア情報】

本が好き!(10月11日)/紹介
西日本新聞(10月13日)/「カリスマ書店員の激オシ本」(ひとやすみ書店・城下康明氏)
神奈川大学評論(第91号)/書評(小林孝吉氏・神奈川大学常務理事、文芸評論家)



著者紹介

若松 英輔(わかまつ えいすけ)
批評家・随筆家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞、2018年『詩集 見えない涙』にて詩歌文学館賞受賞。著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『生きていくうえで、かけがえのないこと』『言葉の贈り物』『言葉の羅針盤』『常世の花 石牟礼道子』(以上、亜紀書房)など多数。詩集に、『詩集 幸福論』(亜紀書房)がある。