外は夏(となりの国のものがたり3)

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内容紹介

推薦・若松英輔
「居場所を見失うことは誰にでもある。ひとはそれをふたたび、おのれの痛みのなかにも見出し得る。そうした静かな、しかし、燃えるような生の叡知がこの作品集を貫いている。」

汚れた壁紙を張り替えよう、と妻が深夜に言う。幼い息子を事故で亡くして以来、凍りついたままだった二人の時間が、かすかに動き出す(「立冬」)。
いつのまにか失われた恋人への思い、愛犬との別れ、消えゆく千の言語を収めた奇妙な博物館など、韓国文学のトップランナーが描く、悲しみと喪失の七つの光景。
韓国「李箱文学賞」「若い作家賞」受賞作を収録。

韓国で20万部突破!!
韓国文学の騎手が「喪失」をテーマに紡ぎ、2018年、韓国の最大手書店「教保文庫」で『82年生まれ、キム・ジヨン』に次ぐ小説部門第2位となったベストセラー。



【書評・メディア情報】
西日本新聞(6月30日)/紹介(すんみ氏)
毎日新聞(7月7日)/書評(中島京子氏)
統一日報(8月1日)/著者インタビュー
日本経済新聞(8月10日)/書評(すんみ氏・翻訳家)
北海道新聞(8月18日)/書評(キム・ミンジョン氏・翻訳家)
図書新聞(9月21日号)/書評(渡辺直紀氏・武蔵大学教授、韓国文学)
毎日新聞(8月29日)/著者インタビュー
FIGARO japon(11月号)/紹介
日本海新聞(10月11日)/「ニッポン進考形」(セウォル号以後文学)
大阪日日新聞(10月11日)/「ニッポン進考形」(セウォル号以後文学)
東京新聞(12月22日)/2019私の3冊(沼野恭子氏・東京外国語大学教授、ロシア文学)
中日新聞(12月22日)/2019私の3冊(沼野恭子氏・東京外国語大学教授、ロシア文学)
2020年
ミセス(2月号)/紹介(沼野恭子さんの今月の本)
世界日報(1月26日)/書評(増子耕一氏)

著者紹介

キム・エラン 
韓国・仁川生まれ韓国芸術総合学校演劇院劇作科卒業。2002年に短編「ノックしない家」で第1回大山大学文学賞を受賞して作家デビューを果たす。2013年、本書収録作「沈黙の未来」が韓国で最も権威ある文学賞「李箱文学賞」を受賞。
邦訳作品に『どきどき僕の人生』(2013年、クオン)、『走れ、オヤジ殿』(2017年、晶文社)がある。

古川綾子
神田外語大学韓国学科卒業。延世大学教育大学院韓国語教育科修了。第10回韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。神田外語大学非常勤講師。訳書に『降りられない船――セウォル号沈没事故からみた韓国』(ウ・ソックン、クオン)、『アリストテレスのいる薬屋』(パク・ヒョンスク、彩流社)、『未生 ミセン』1-9巻(ユン・テホ、講談社)、『走れ、オヤジ殿』(キム・エラン、晶文社)、『そっと 静かに』(ハン・ガン、クオン)、『娘について』(キム・ヘジン、亜紀書房)など。