幻覚剤は役に立つのか(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅢ-10)

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内容紹介

『雑食動物のジレンマ』『人間は料理する』で知られるジャーナリストが
自ら幻覚剤を体験し、タブーに挑む!



 今どんな幻覚剤の研究がおこなわれているのか、
 幻覚剤は脳にどんな影響を与えるのか、
 そして、医療や人類の精神に、幻覚剤はいかに寄与しうるのか——


「不安障害」「依存症」「うつ病」「末期ガン」などへの医学的利用の可能性と、
“変性する意識”の内的過程を探る画期的ノンフィクション。

ニューヨークタイムズ紙「今年の10冊」選出(2018年)、ガーディアン紙、絶賛!

 

一部の精神科医や心理学者が過去の幻覚剤研究の存在に気づき、発掘を始めたのは最近のことだ。
彼らは現代の基準で再実験をおこなって、その精神疾患治療薬としての可能性に驚愕し、(中略)幻覚剤が脳にどう働くのか調べはじめた。
——幻覚剤ルネッサンスである。(宮﨑真紀)


【目次】
第一章 ルネッサンス
第二章 博物学——キノコに酔う
第三章 歴史——幻覚剤研究の第一波
第四章 旅行記——地下に潜ってみる
第五章 神経科学——幻覚剤の影響下にある脳
第六章 トリップ治療——幻覚剤を使ったセラピー

(四六判上製/536頁)

 

著者紹介

マイケル・ポーラン(Michael Pollan)
作家、ジャーナリスト、活動家。ハーヴァード大学英語学部でライティング、カリフォルニア大学バークレー校大学院でジャーナリズムを教える。
著書に、国際的にベストセラーになった『雑食動物のジレンマ』(東洋経済新報社)、『人間は料理をする』(NTT出版)、『欲望の植物誌』(八坂書房)など。『人間は料理をする』はNetflixでドキュメンタリー番組化され、好評を博す。
卓越したジャーナリズムの手法に、人類学、哲学、文化論、医学、自然誌など多角的な視点を取り入れ、みずからの体験も盛り込みながら、植物、食、自然について重層的に論じることで知られる。
2010年、「Time」誌の「世界で最も影響力を持つ100人」に選出。受賞歴多数。


宮﨑真紀(みやざき・まき)
英米文学・スペイン語文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。
主な訳書に、ブライアン・スティーブンソン『黒い司法』、ルイーズ・グレイ『生き物を殺して食べる』、メアリー・ビアード『SPQR ローマ帝国史』(以上、亜紀書房)、ニナ・マクローリン『彼女が大工になった理由』(エクスナレッジ)、メアリー・ベアード『舌を抜かれる女たち』(晶文社)など。