内容紹介
老後に必要なのは、お金ではありません。「筋肉」です。
日本人の平均寿命と健康寿命のギャップは男女とも約10年。
その10年間に、歩けなくなる、食べられなくなる、認知できなくなるなど、様々な問題が噴出する。
この10年を健やかに過ごすには、なにより「運動」と「栄養」と「筋肉」が大切になってくる。さらには「社会とのつながり」も重要だ。
本書は、最新の老年医学の知見と地域医療の経験から、誰にでもできる「人生ラスト10年の難問」の対処法をやさしく伝授する。
人生ラスト10年を乗り切るために——これからは、貯金ではなく「貯筋」!
「サルコペニア(筋肉量・筋力低下)」と「低栄養」を遠ざけて、どんどん外へ出ていこう!
【目次】
序章 グレート・ジャーニー
1章 人生ラスト10年問題
2章 サルコペニアに備えよう
3章 低栄養という壁
4章 筋肉はみんなの資産
5章 みんなで健康になろう
(四六判並製/160頁)
著者紹介
秋山和宏(あきやま・かずひろ)
松戸市東葛クリニックみらい院長。日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医。
「いのちの場から社会を良くする」活動をおこなう、一般社団法人チーム医療フォーラムの代表理事も務めている。
著書に『医療システムのモジュール化』(白桃書房)などがある。
発売日
2020年6月17日