コロナ禍をどう読むか 16の知性による8つの対話

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内容紹介

  
ウイルスは「敵」なのか? それとも――?

人類学、哲学、批評、アート、小説、精神分析、ビッグヒストリー、妖怪、科学史……。
ジャンルを異にする俊英たちが、コロナ禍が露わにした二元論の陥穽をすり抜け、「あいだ」に息づく世界の実相を探る。刺激的な8つの対話集。



■ TALK 01 奥野克巳 × 近藤祉秋
「ウイルスは人と動物の「あいだ」に生成する」

■ TALK 02 逆卷しとね × 尾崎日菜子
「接触と隔離の「あいだ」を考える」

■ TALK 03 吉村萬壱 × 上妻世海
「私と国の「あいだ」を/で問い直す」

■ TALK 04 清水高志 × 甲田烈
「既知と未知の「あいだ」の政治」

■ TALK 05 松本卓也 × 東畑開人
「心と身体の「あいだ」を考える」

■ TALK 06 山川冬樹 × 村山悟郎
「隔離され、画像化された二つの「顔」、その「あいだ」で」

■ TALK 07 辻村伸雄 × 石倉敏明
「歴史と神話の「あいだ」の実践」

■ TALK 08 塚原東吾 × 平田周
「グローバルとローカルの来たるべき「あいだ」へ」

 

(四六判並製/432頁)

 

編者紹介

奥野 克巳(おくの・かつみ):立教大学異文化コミュニケーション学部教授
近藤 祉秋(こんどう・しあき):神戸大学大学院国際文化学研究科講師
辻 陽介(つじ・ようすけ):編集者、文筆家。芳賀書店『HAGAZINE』編集人

 

発売日

2021年1月23日