ルポ リベラル嫌い 欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断

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内容紹介

〈「もう、リベラルはうんざりだ」?〉
極右に惹かれる若者たち、移民を不安視する労働者たち、敵視される団塊世代、そして高まるEUへの不信感……。

近年、欧州で広がる「反リベラリズム」感情の底流には、一体何があるのか?

EU本部の置かれるベルギー・ブリュッセルに赴任した著者が、揺れる欧州の現場に取材し、不安の根源に迫る、渾身のルポルタージュ!

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【目次】
■プロローグ……リベラリズムの行方
■第1章…………若者 vs. 団塊世代?──敵視されるリベラル
■第2章…………移民とグローバリゼーション──広がる経済不安
■第3章…………緊縮がもたらした分断──リベラル・パラドックス
■第4章…………ブレグジットの背後にあるもの──取り残された人々の怒り
■第5章…………ポルトガルの奇跡──「反リベラルのメロディー」を越えて
■第6章…………新型コロナとインフレ──問われるリベラリズム
■エピローグ……未来へと一歩を踏み出す

 

(四六判並製/296頁)

 

著者紹介

津阪 直樹(つざか・なおき)
1979年生まれ。早稲田大学を卒業し、2004年に朝日新聞社入社。青森、さいたま総局を経て経済部で国交省、官邸などを担当。英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で公共政策修士号を取得し、2017年からブリュッセル支局長。2020年春に帰国し、財務省担当を経て、現在は金融取材を取り仕切る日銀キャップ。

 

発売日

2023年7月19日