【11月新刊】へたな旅

通常価格 ¥1,760

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内容紹介

情報があふれかえる今だから、
せめて旅くらいはアナログがいい。


ふらり各駅電車で出かけ、街の銭湯でさっぱりしたら、気楽な酒場で一杯やる──。
還暦を迎えた人気画家が愛好する「酒・食・風呂」の悦楽を、滋味ゆたかにつづる、しぶい旅の味わい方。

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雑誌や書籍、映画『かもめ食堂』のイラストでもお馴染みの人気画家、牧野伊三夫さん。
今年還暦を迎えた画人は、老若男女から愛される風流な趣味人であり、無類の酒、食、銭湯の愛好者としても知られる。そんな牧野さんが手ほどきするちいさな旅の醍醐味。

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目次

  • すきな旅
  • 出発の日
  • 時刻表
  • ふらり、甲府まで
  • 松本を想う
  • きゅうりと、なすは、ともだちです
  • かわりゆく富山の街で
  • 金沢の、椅子ががくがくするホテル
  • 土井ヶ浜のバンガローで壁画をたのまれる
  • 避暑地と湯治場 ふたつの雲仙
  • 小濱鉄道跡をあるく
  • 霧島連山のふもと えびの駅の、田の神さぁ
  • おうだーメイド
  • 作家が長逗留した宿を訪ねて
  • 憧れの缶詰
  • 湯町窯の画家を訪ねる
  • マダガスカルの麦わら帽子


たべもの、あれこれ

  • 料理のこと
  • 思い出の味
  • 食パンのハンバーガー
  • だらだら鍋
  • アサリは、もういないのか
  • 立ち売りの駅弁当
  • 郷里、北九州の味
  • 日田のきこりめし、いかだすし
  • 鰊みがき弁当
  • うまかったラーメン。そして中華そば
  • 懐かしのマルタイラーメン
  • 直角のコハダ
  • 三つのお店のこと
  • 池波正太郎ゆかりの上野、浅草を歩く



お酒と銭湯

  • 酒場を探して
  • ある日の立石、赤羽
  • 大黒屋のこと
  • 銀座のバーのサンドウィッチ
  • 「牧野めじろ園」と高円寺の街
  • 甲府でのんで、絵を描く
  • 中原蒼二さんのこと
  • お風呂のこと
  • 天ケ瀬温泉の災害支援について
  • 甲府の温泉銭湯

あとがき

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著者紹介

牧野 伊三夫(まきの・いさお)
1964年北九州市生まれ。画家。1987年広告制作会社サン・アドにデザイナーとして入社。1992年退社後、画業に専念、絵画や版画作品の制作、音楽家との即興制作などを行い、広告や書籍の絵も多く手がける。銭湯や酒場を訪ねてまわるのが趣味。著書に『僕は、太陽をのむ』(港の人)、『かぼちゃを塩で煮る』(幻冬舎)、『画家のむだ歩き』(中央公論新社)、『アトリエ雑記』(本の雑誌社)、『牧野伊三夫イラストレーションの仕事と体験記1987-2019』(誠文堂新光社)、絵本『十円玉の話』、『塩男』(あかね書房)などがある。2022年度東京アートディレクターズクラブ原弘賞ほか受賞。美術同人誌『四月と十月』同人・発行管理人。北九州市情報誌『雲のうえ』編集委員。東京都在住。

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(四六判変型・並製/256頁)

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発売日

2024年11月8日