幸いなるハリー

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8月3日(火)19時30分~

訳者の古屋美登里さんと、書評家で本書に推薦の辞を寄せてくださった倉本さおりさんによる

『幸いなるハリー』刊行記念トークイベント

"小説の醍醐味、短篇の愉楽”

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内容紹介


老い、病、性のきらめき、言えなかった秘密、後戻りのできない人生の選択。
「世界最高の短篇作家」による珠玉の10作品。




人生には完璧な絶望も、澄みきった希望もない。
パールマンの短篇集にちりばめられた無言の種は、あなたのなかで芽吹いて、やがてぞっとするほど優雅な花を咲かせるだろう。
――松家仁之(作家)


愛おしさ、愚かしさ、優しさ、酷たらしさ、善意と悪意、救済と断罪etc.
人間のすべてを知り尽くした作家、それがイーディス・パールマンだ。
――豊崎由美(書評家)


なにかを諦める。苦く、みじめで哀しい一瞬――それらひとつひとつを柔らかい布で磨きあげ、息を呑むほど美しい宝石に変えてしまう。人生の粋を極めた短篇集。
――倉本さおり(書評家)



本書は、原書Honeydewのうち蜜のように甘く』(亜紀書房、2020年刊行)に未収録の10篇を訳出した日本オリジナル版です。

ぜひあわせてお楽しみください。

 

(四六判並製/272頁)

 

著者紹介

イーディス・パールマン(Edith Pearlman)
1936年にロードアイランド州プロヴィデンスで生まれた。父親はロシア生まれの医師、母親はポーランド系アメリカ人で読書家だった。ラドクリフ女子大学では文学を学び、創作クラスを履修したが、1957年に卒業後、IBMのコンピュータ・プログラマーに。1967年に精神科医のチェスター・パールマンと結婚。マサチューセッツ州ブルックライン在住。成人した子どもがふたり、孫息子がひとりいる。
これまでに発表した短篇集は Vaquita(1996)、Love Among The Greats(2002)、How To Fall(2005)、Binocular Vision(2011。邦訳『双眼鏡からの眺め』早川書房、2013)、Honeydew(2015)の5作。本書は、Honeydewのうち、『蜜のように甘く』(亜紀書房、2020)に未収録の10篇を訳出した日本オリジナル版。

古屋 美登里(ふるや・みどり)
翻訳家。神奈川県平塚生まれ。早稲田大学卒。
著書に、『雑な読書』『楽な読書』(シンコーミュージック)。訳書に、イーディス・パールマン『双眼鏡からの眺め』、M・L・ステッドマン『海を照らす光』(以上、早川書房)、エドワード・ケアリー『飢渇の人エドワード・ケアリー短篇集』、『おちび』、〈アイアマンガー三部作〉『堆塵館』『穢れの町』『肺都』(以上、東京創元社)、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』、カール・ホフマン『人喰い ロックフェラー失踪事件』、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』『兵士は戦場で何を見たのか』(以上、 亜紀書房)、ジュディ・カンター他『その名を暴け』(新潮社)、ダニエル・タメット『ぼくには数字が風 景に見える』(講談社文庫)など多数。

 

 

発売日

2021年7月17日