内容紹介
言葉にならないものを「心の耳」で聴くために
いくら華麗な言葉を並べても、本当のおもいが伝わるとは限らない。
うまく語ってはならない。
文字にならない、消えない熱を伝えなければならない。
——詩を書くこと、耳を傾けること、祈ること。
自らの体験に照らしつつ、言葉の向こう側に広がる沈黙の意味に迫るエッセイ集。
かつてないほど言葉が軽んじられる時代に、批評家が問う「沈黙の秘義」。
【目次】
Ⅰ.詩について
Ⅱ.言葉の終わるところで
Ⅲ.信じるということ
(四六判並製/168頁)
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