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内容紹介
何度も手痛く裏切られたけれど、それでも愛していた。
舞台は昭和40年代、港町にある、小さな古いアパート。
幸せに暮らせるはずの四人家族だったが、父は長男を、そして母を遠ざけるようになる。
一体何が起きたのか。
家族は、どうして壊れてしまったのか。
ただ独り残された「私」による、秘められらた過去への旅が始まる。
謎を解き明かし、失われた家族をもう一度取り戻すために。
『兄の終い』『全員悪人』の著者が綴る、胸を打つ実話。
(四六判並製/192頁)
著者紹介
村井 理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。1970年静岡県生まれ。
訳書に『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(ともに新潮文庫)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『メイドの手帖』(双葉社)など。
著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、愛犬の黒ラブラドール「ハリー」くんとの暮らしを描いた『犬(きみ)がいるから』『犬ニモマケズ』『ハリー、大きな幸せ』(ともに亜紀書房)、『全員悪人』、本書に登場する兄の死について描いた『兄の終い』(ともにCCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話 』(中央公論新社)。
発売日
2022年1月22日