消えた冒険家(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅣ-8)

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内容紹介

〈息子の身に何が起こったのか? 〉

雪山登山から氷河、ジャングルまで数々の冒険を共にし、興奮と喜びを味わってきた一家。
だが、単身向かったコスタリカで息子は消息を絶ってしまう。

無事を信じる父親による、命をかけた執念の捜索が幕を開ける。
冒険旅行の魅惑と、親子の固い絆を描くノンフィクション。


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生物学者で冒険家の著者は、妻と二人の子どもを連れ、雪山登山や急流下り、世界各地へ旅を重ねていく。
だが単身冒険旅行に出た息子がジャングルの奥で行方不明に。

「自分が冒険など教えなければこんなことにはならなかったのだろうか」という後悔の念を抱きつつ、父は必死に捜索を続けるのだが……。

 

(四六判並製/488頁)



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著者紹介

ローマン・ダイアル(Roman Dial)
アメリカの冒険家。アメリカ・パシフィック大学教授。ナショナルジオグラフィックは彼について「登山、アイスクライミング、ラフティング、そして未開地にて開催される過酷な耐久レースにおいて数々の偉業を達成する人物」であり「生きる神話だ」と紹介している。元ナショナルジオグラフィック専属の探検家である彼は、スタンフォード大学で博士号を取得し、現在はアンカレッジで暮らしている。

村井 理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。翻訳家・エッセイスト。訳書に『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(ともに新潮文庫)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『メイドの手帖』(双葉社)など。
著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、『家族』『犬(きみ)がいるから』『犬ニモマケズ』『ハリー、大きな幸せ』(以上、亜紀書房)など。

 

発売日

2023年3月11日